Debridement 空とわたしと本棚と Mar 2019 ⑦
3月最後の1日、朝方は天気の行方が危ぶまれたが、
昼間を回ると、みるみるうちに太陽が姿を現し、
真っ青な空へと晴れわたりはじめた。
昨日まで曇り続きだったけれど、3月の終わりは無事に、
春らしい天候となった。
人が歩んでいく人生も、けっきょく、こういうものなのかもしれない。
穏やかな日が続くかと思えば、嵐もやってくる。
暑い暑いと汗を流していたのに、簡単にその日々を忘れ
寒さと冷え込みに体をふるわす。
その中をどう切り抜けていくかは自分次第。
寒ければ、何とか体を温めようと服を着込む。
暑ければ、暑さをしのごうと日陰へ避難する。
自分を守りながら、その状態を耐え忍ぶ。
時に自分をその状況に合わせながら。
そんな中で大事なのは、心地よい瞬間を大事にして、
思う存分楽しむこと。
心地よさは十分に享受すること。
春の訪れは喜ばしいし、
お誕生日も嬉しい。
その瞬間を思いっきり味わう。
そうしながら、そしてまた、次の日々に進む。
BRAMBLY HEDGE
SPRING STORY
JIL BARKLEM
(William Collins Sons & Co Ltd 1980)
Tea Point
エルダーフラワーティ、トースト、ジャム