Debridement 空とわたしと本棚と Août 2018 ⑥
夏の太陽のあかるさと大きなもくもく雲は、
ひとの心をかきたてるのかもしれない。
南の島とヤシの木とヤシの実、そこで穏やかに明るく暮らしを営む
おおらかな心を持った人々、というのは、
こちらの勝手な理想を盛り込んだイメージなのだけれど、
それにしてあこがれの気持ちは幼くても大人になってもつよい。
それに加えピッピの魅力と言葉の数々が胸に響く。
今は細かい点に意見がでるかもしれないが、
それでもこどもごころに引き戻して、純粋なこどもの気持ちで読みたい本だ。
この絵も慣れ親しんだピッピたちの姿。
ピッピ 南の島へ
大塚 勇三 訳
(1965 岩波書店)
Tea Point
ココヤシのジュース