6月、梅雨入り。
でもまだ空はこんなにしっかりと晴れている。
雨がきらいなわけではないけれど、
心が不安で満杯の時、太陽と青空には、少しだけ背中を押してもらえる気がする。
雨で満たされているのに、それでもどうやらこの時期は、
どうしてもみずに惹かれてしまう。
雨と嵐と龍と水と。
様々なみずからうまれ、この土地で生きてきた人々の思いがわきでるようなおはなし。
夏休みにも読みたい気がするが、いまこの季節だからこそ、この世界に入っていきたい。
龍の子太郎
松谷みよ子
絵・田代三善
講談社青い鳥文庫(1980)
Tea point
三びきのいわな