Debridement 空とわたしと本棚と Fev 2019 ①
2月。
2月は早いだろう。きっと。
2月に足を踏み入れたと思ったら、たぶん瞬く間に日々を飛び越えている。
前は、1月から続く、依然として冷たい空気と北風に震えて、ひたすら
春の訪れを待ちわびる月だったけれど、
年々、冬と春の半々のような陽気を右往左往している。
心のむなしさは続くけれど、でも、今日の2月の空は何も
ヒントは与えてくれない。
ただすすめと。
少なくとも自分はいま無事に1日を迎え過ごし終えようとしている。
人間の心は簡単なことでいとも簡単に凝り固まる。
簡単に真っ黒に縮み、腐ってしまう。
誰にでもおこりうること。
リンドグレーンを読み返してみよう。
とりわけいま、このときに。
川のほとりのおもしろ荘
リンドグレーン 作
石井登志子 訳
(岩波書店 1988)
Tea Point
ひと粒のチョコレートとクリングラ